幸せになる道
僕が大好きな中島みゆきさんの曲に「幸せ」という曲があります。
そのサビの一部を紹介すると、
幸せになる道には2つある
1つめは願いごとうまく叶うこと
幸せになる道には2つある
もう1つは願いなんか捨ててしまうこと
せんないね せんないね どちらもぜいたくね
せんないね せんないね これからどうしよう
幸せになりたいね
というフレーズがあります。
僕はこの部分が大好きです。
ここで、「せんない」とは「詮ない」と書き、「甲斐がない」と同じような意味だそうです。
つまり、仕方ないとか甲斐がないといった意味でしょうか。
「所詮」(しょせん)の詮というとイメージがわくかもしれませんね。
とすると、曲では、願いごとを叶えることも、願いを捨てることも「ぜいたく」だと言っています。
この曲は、おそらく恋愛を唄った曲ですが、人生の様々なことに当てはまると思うんです。
願いを叶えることも願いを諦めることも、どちらも「ぜいたく」=難しい
本当にその通りだと思うんです。
- 今までやっていることなんだけど、やめたらとても楽になれること
- 今まで仕事をくれるから嫌いでもつき合ってきたんだけど、やめたらとても楽になれること
- 今まで必要だと思ってやってきたんだけど、実はやらなくても大きな問題は発生しないこと
願いを叶えたいという想いはあるけれど、できていない
完全にあきらめることはできず、時間だけが過ぎている
そういう状態で苦しむことってすごく多いと思います。
思い切って捨ててしまうことって意識しないとできないことだと思います。
ただ、「できないことは早々に諦めたほうがいい」といいたいのではありません。
(税理士になるために約10年費やした諦めの悪い僕ですから・・・)
叶えたい願いなのか、捨てる願いなのかをしっかり決めることが大切だと思うのです。
自分で叶える願い、捨てる願いをしっかり決めて、決めたのならば、勇気を持って進んでいこうということです。
この曲を聴くたびにそんなことを思います。
小林幸子さんバージョンもありますが、個人的には中島みゆきさんバージョンの方が好きです。
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