freeeマジカチmeetup@名古屋#3開催しました
弊所では、税理士・会計士を中心としたコミュニティとして、「マジカチ@名古屋」というものを主催しています。
このコミュニティの定義として、以下のものがあります。
freee”マジカチ”meetupとは、freeeをもっと理解し、もっと活用し、もっと改善していくことで、中小企業経営者に対して「本質的に価値のあるサービス(”マジカチ”と定義)」を提供し、世の中も会計業界もよくしていこうという志をもった会計人を中心とするコミュニティです。 |
つまり、クラウド会計ソフトfreeeをもっと知ることで、世の中にもっと良いものを提供したいという税理士・会計士の集まりということになります。
このコミュニティの最大の特徴は、税理士・会計士が中心となって運営しており、freee株式会社さんからお金などの補助をいただいて運営しているわけではないことです。そのため、コミュニティ上で、もっとfreeeはこうなってほしいなどの具体的な要望が出ることも少なくありません。
では、なぜ、このようなコミュニティが必要なのでしょうか。
会計業界は、現在、第三世代に来ていると私は考えています。
第一世代 | そろばんないし電卓を駆使し、借方と貸方を合わせて決算書ができることが価値の時代 |
第二世代 | パソコン会計を導入し、決算を早くやること、税金を早く算出することが価値の時代 |
第三世代 | クラウドツールやクラウド会計ソフトを活用し、業務効率化を提案できることが価値の時代 |
この第二から第三へのステップが、かなり大きいと考えています。
近年のテクノロジーの変化は非常に早く、次から次へと新しいサービスが導入されているためです。最新技術を取り入れた最先端のビジネスを行っている企業もあれば、まだまだ昭和のやり方でもなんとかビジネスをやっていける企業もあるという、非常に格差が大きくなっています。
ですので、会計業界に当てはめれば、最新のクラウドツールとクラウド会計ソフトを連携し、経理の自動化を実現している企業もあれば、いまだに伝票会計を使用している企業もあるというのが実態です。
そんな中で、第三世代に期待される価値を今後も提供していくためには、新しい、価値あるサービスを取り入れて、分析し、良いものはお客様にも提案していこうという気持ちのある仲間とつながっていく必要があります。
なぜなら、数あるクラウド関係の情報の中ですべてを自社や自分の目で確かめることなど到底できませんから、同じ価値観を持つ仲間の情報がとても有用になるからです。
しかし、クラウド会計ソフトを活用している会計事務所はまだ、全体の10%未満と言われていますので、おなじ価値観の仲間を探そうと思ったら、10人に声をかけても探せない可能性があるのです。
そこで、到達したのが、価値観を共有できる仲間と共に学べる環境をつくらなければ!ということです。
そのように思っていたところ、同じく東京、大阪、福岡、北海道、沖縄などで同様のコミュニティが立ち上がったと聞き、名古屋のリーダーに立候補させていただきました。
この「マジカチ名古屋」では、2ヵ月に1回、meetupという学びと懇親をセットにしたイベントを開催しています。集まってくださる方は、自分の知っていることを惜しみなく教え、吸収できることはすぐに取り入れる素晴らしい方ばかりだと感じています。
過去の様子は、同じく名古屋地区のリーダーを務めてくれている、伴さんや東京リーダーの矢野さんがまとめてくださっているので、ご興味ある方は下記からご覧いただければと思います。
・マジカチとは(伴税理士より)
・マジカチとは(東京リーダー矢野さんより)
過去のmeetupの様子は、ブログにまとめていますので以下をご参照ください。
・第1回の様子(伴税理士より)
・第2回の様子(伴税理士より)
・第3回の様子(伴税理士より)
このコミュニティという発想は、昭和の時代のユーザー会とは異なった新しい形の集まりとして、これからのビジネスが広がるタイミングでは非常にカギとなるものと感じています。
会計業界ではない、中小企業の経営者の方々にも取り入れていただける考え方だと思っています。
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