ほかの店を見て歩くなんてしない
2014年7月9日の日経新聞の1面に踊った記事、
「ほかの店を見て歩くなんてしない」セブン&アイ 鈴木会長
という言葉、いままでの一貫した戦略の裏付けがあるからこそ、とても説得力のあるものだと感じました。
鈴木会長は、以前も別のブログで書きましたが、「ライバルは競合店ではなく、顧客のニーズの変化である」と常々言われています。
近隣の店舗がこうやっているから、自店もこうするのではなく、顧客のニーズの変化を読みながら仮説を立て、試行錯誤を繰り返すことが大切ということだと理解しています。
僕は他のお店を見て歩いたりしません。今は人気商品もパッと消える。昔は売れている店を参考にしてもよかったけど今は見ても仕方がない。それだけ変化が激しい。
だからこそ、常に新しいことに挑戦し続けなければならず、そして変化の時こそチャンスだとおっしゃられています。
このことは、仮説を立てて挑戦しないことはリスクだということも表しているといえ、まさに「革新力」が必要であることだと思います。
同業者のやっていることを単純に真似たり、同業のチラシの価格をみて一喜一憂したりすることよりは、自分の顧客の思いに耳を傾け、本当に望まれる商品とは何かを再定義していくことが大切なのだと実感いたしました。
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